この記事は子供のためプログラミング学習を始めた個人の体験談について解説しています。

手に職がつくとも言えるプログラミング学習について、本気で身につけるには何が必要か、真面目に親目線で考察してみました。
子供のプログラミング学習を始めるとしたら、しっかりと身に付けて欲しいと思うのが親心。
そのために親もプログラミング学習をすることは有用だと思います。
今回はそう考えるに至った私の体験談を解説します。
では、早速始めましょう。
子供のプログラミング学習に必要なことを医学部受験経験から考えた
体験談:我が子のプログラミング学習
プログラミング学習を始める時には、
その1:プログラミングスクールに通う。
その2:プログラミング教材を自宅に取り寄せて始める。
というのが、一般的です。
我が家の小学生は読み書き障害があり、プログラミングの習得は将来自立していく糧となる可能性があります。プログラミング学習に対する本気度は高いです。
我が家もプログラミングスクールなど習い事には通いましたが、親のフォロー不足と我が子の特性からかなかなかうまくいきませんでした。自宅でフォローしようにも、私自身もプログラミングがよくわからなかったので、うまくいきませんでした。
楽しむという点においてはスクールに通うメリットはありました。しかし、読み書き障害と言うことも考えるともっと工夫をしたらよかったと反省しました。
子供のプログラミングスキル習得のため私がしたこと
将来自立できる術の一つになりうるプログラミングは是非とも習得したい。
プログラミングスキルを身につけるにはどうしたら良いか考えました。
出た答えは、極めてシンプルでした。
スキルを身につけるため、練習量を増やすということでした近道はなかったのです。
日々、練習し、そこに楽しさがあれば、さらに身につきます。
では、日々練習するためにはどうしたらよいでしょうか。プログラミングを自分で進んでできる子供は一握りです。そこには親自身が誘導する必要があると思います。わかりやすく教えながら一緒に考えることが必要です。
我が家では、親である私もプログラミングを学習して、自宅内で一緒にプログラミング学習を行うことにしました。
根拠となった医学部受験の経験
医学部受験の経験が、そのように考える根拠となりました。
私自身は決して優秀ではありません。他の人よりも繰り返し練習したから医学部合格したと思います。
もちろんノウハウもある程度大切ですが、正しい方法を選べば、練習を繰り返すだけです。
私が医学部に合格して医師になれたのは母の影響が大きいと思っています。
母は普通のパートアルバイトをしている兼業主婦でした。私がヒトの体に興味を示しているところをうまく汲み取って誘導してくれたと思います。県立高校に進学しましたが、高校時代は学習するメリットがよくわからなかったので勉強もせず、化学で5点をとるなど劣等生の典型でした。医学部に行きたいという志はありましたが、高校の担任の先生からは医学部受験を諦めるよう諭されました。
高校時代は、某有名学習塾のグリーンコースには通っていましたが、成績は全くのびませんでした。勉強に楽しさを感じていない、必要性も理解していない、そもそも勉強しない(練習量が少ない)という状況でした。塾の講習を受けていれば、周囲と同じことをしていればなんとかなると言う甘い考えもありました。
そんな私でも医学部に合格できたのは、勉強する必要性を理解したこと、繰り返した勉強(練習のくり返し)のおかげです。
現役では合格できず、浪人しましたが、医学部に合格するにはどうしたら良いか真剣に考えました。高校の教諭に医学部受験を断念するように諭されたことで、劣等生である自覚もあり、何度も「自分では無理かもしれない」と思いました。しかし、天才エジソンは、劣等生であったけれども、人の何倍も努力して、いろいろな発明を生み出したという話を思い出して、「少なくともエジソン以上に努力してみよう。10回以上やればなんとかなるのではないか。」と当時の私は勉強を繰り返したのです。
浪人時代には、経済的な余裕もなく、夏季講習や冬季講習や公開模試も受講できませんでした。繰り返したのも特殊な問題集ではなく、普通に本屋さんで購入した普通の問題集でした。
医学部受験は決して楽しいものではありませんでした。
友人が講習や模試をいろいろと受けていて自分は特別なことをしていないことに不安を感じましたが、当時は自分を信じて繰り返すしかありませんでした。
その年、結局、医学部に合格したのは講習や模試をたくさん受けていた友人ではなく自分でした。
その経験から、スキルを身につけるには、形に騙されず(やったような気持ちになること。例:講習・模試をうけてそのまま など)、練習量を積み重ねることだということを学びました。
子供のプログラミング学習も一緒だと思います。
子供に本気でプログラミングスキルを身に付けさせるには、練習量の確保が最重要です。もちろん、子供に楽しんでもらうことも大切です。親の誘導も欠かせません。
子供のためにプログラミング学習を始めてみて思うこと
本気でスキルを身につけることを目的にするのであれば、プログラミングスクールに行かせるだけで安心してはいけないんだと思います。
もちろん、自発的に勉強できる子供もいると思いますが、一握りです。
スクールを利用するのであれば、日常的にフォローする必要がある。
そのために親もプログラミング学習を始めるのは有用な方法です。
プログラミングは初心者には無理か?答えはノー。
「プログラミングは専門家しかできないもの」と思っていましたが、完全な思い込みでした。
google検索できる能力があれば、初心者でも可能です。
もちろん専門的な発展的な内容は難しいですが、子供に教えるレベルであれば問題なく独学可能です。
パソコン(タブレット)とwifi環境があれば、自宅でスキマ時間に自主学習する方法もたくさんあります。
子供に教えるレベルであれば、親が習得することは可能です。
親もプログラミングを学ぶことでメリットはある
親がプログラミング学ぶメリットは、子供に教えられるということだけではありません。
プログラミング学習は論理的思考を養います。それは親自身にとってのメリットです。
また、プログラミングを独学して収入に結びつける人もいます。技術を身につきます。
エジソンの母ナンシーに倣うプログラミング学習
エジソンの母のナンシーは、自分自身が学んで、エジソンに教えたと言われています。
私もそこに倣って、自分自身でプログラミングを学習する方法を選択しました。
子供に何かを教えるということに近道はないのです。
プログラミングスクールを賢く利用するには
お金や時間を投じるからには、スキルを身に付けたい。
オンラインスクールでもなんでも、スクールに利用する場合には効果を最大にしたいもの。
そのためには、スクールで習ったことを、自宅でも実践する必要があります。
子供まかせにしていて、自宅でプログラミング学習する時間がない場合には効果は半減します。自宅でもフォローを忘れずに。
プログラミングスクールは、専門知識のある先生たちに教えてもらえますし、発展的な内容も期待できます。
忙しい親やプログラミングの知識がない時の強い味方です。
日常的なフォローをスクールでも確認して、賢く利用しましょう。
まとめ
プログラミングのスキルを身につけるには、楽しむこと、練習すること
プログラミングスクールに通うだけで安心していたらスキルは身につかない
フォローの手段として親もプログラミングを学ぶことも有用です
プログラミングスクールに通うだけで安心していたらスキルは身につかない
フォローの手段として親もプログラミングを学ぶことも有用です